プレイし終わりました。
すべての力を使い果たすかと思った(ヴァルハラのために持ちこたえた)
各エピソード概要と感想、プレイ前の注意点、このDLCはプレイすべきかどうか等。
ボカして書いている表現はありますが、核心に触れるネタバレはありません。
主人公はカサンドラを選択しています。難易度ノーマル。
話の流れ的に結論から書けなかったため、結論から見たい場合は先に『まとめ このDLCをプレイすべきかどうか』を読んでください。
オデッセイ 一つ前の記事→ Assassin’s Creed Odyssey プレイ日記 DLC01【最初の刃の遺産】
オデッセイ プレイ日記一覧→ Assassin’s Creed Odyssey プレイ日記一覧
前作オリジンズのプレイ日記→ Assassin’s Creed Origins プレイ日記一覧
目次
各エピソード概要
全体のストーリーは、杖の力を使いこなすため試練をクリアしていくというもの。
エリュシオン、冥府、アトランティスという三つの土地でアレシアに試練を課され、カサンドラは守り手として、レイラは記憶の継承者としてそれらに立ち向かいます。
エピソード1 エリュシオンの大地
最初に送られたエリュシオンは死んだ英雄たちが送られる楽園。
ハデスの妻であるペルセポネが統治している。
見た目は天国のように美しい土地だが、しかしそこは生きている人々が思い描いている楽園とは少し違うようだ。
ここから出るためにはペルセポネの許可がいるが、それは簡単ではないらしい。
カサンドラは楽園の人々と出会い、彼らの思惑を探りながら脱出の方法を探して冒険をする。
エピソード2 ハデスの責め苦
エリュシオンから思わぬ形で出ることになったカサンドラ。次の土地はハデスが統治する冥府。
冥府に到着した時にしてしまった事のせいで、カサンドラはその埋め合わせをするようハデスに迫られる。
様々な理由で冥府に堕ちた人々を助けながら、カサンドラは自分の過去とも向き合うことになる。
エピソード3 アトランティスの運命
最後の土地はアトランティス。統治しているのはハデスの弟ポセイドン。
ディカステス(裁判官)というポセイドンに次ぐ地位に任命されたカサンドラは、アトランティスで起きているイス(かつて来たりし者たち)と人間の問題の解決にあたる。
カサンドラはそうしていくうちに、アトランティスも人間とイスが平和に暮らす土地ではないと気付く。そしてアトランティスの運命を目にすることになる。
現代編
※現代編パートだけ分けてエピソードになってる訳ではなく、各エピソードの途中で現代編が挿入される本編と同じシステム。
カサンドラの記憶を辿ることにより、現代でアトランティスへの扉を発見したレイラ。彼女も記憶の継承者としてふさわしいかどうか、アレシアに試される。
そしてカサンドラと共にエリュシオン、冥府、アトランティスの旅を経験するが、そのなかで杖の影響を強く受けてしまう。
レイラたちチームを追うアブスターゴに警戒しながら試練を進めるが…
感想
この感想を書いている人の情報
-
- デズモンドが好きなので現代編を重視しています。
今回DLCを買った理由も、ヴァルハラを始めてみたら抜けていた現代編パートの補完がしたかったため。 - 今作以外のアサシンクリードシリーズでプレイ済みのもの
1作目、Ⅱ、ブラザーフッド、リベレーション、Ⅲ、レディ・リバティ、Ⅳ、ローグ、オリジンズ - このDLCをやったタイミングは、オデッセイ本編のメインストーリー、コスモスの門徒狩り、アトランティス無料パート、最初の刃の遺産(DLC第一弾)をクリアした後です。
- デズモンドが好きなので現代編を重視しています。
レイラパート(現代編)
カサンドラとしての冒険は面白かったです。
ですが現代編は、なんやねん…という感じでした。
無料で出来る『記憶の継承者』クエストの面白さがピークでした。
まとめると以下。
-
- オデッセイ本編とヴァルハラ本編の間で抜け落ちていた謎の一部しか描かれていない。訳わからん。
- この現代編て誰が楽しめるんだ
- レイラパートは色々な事が雑
- 悲しいがレイラを好きにはなれん
(ヽ´ω`)
こういう風に考えると UBI の思うツボみたいな気がして嫌だが、DLCまで買ってプレイしてこう感じて
さすがに「もういいや…」と思った。
特にオデッセイ本編とヴァルハラ本編の間で抜け落ちていた「なんでそうなった???」という部分。
一番知りたかったところ。
これが一部しか描かれていない。
そのうえ雑な展開に感じたのと、結局ヴァルハラの現代世界がなぜあんなことになってるのか?がわからなかった。
そこが致命的でした。
一応クライマックス感のある展開は用意されているが、それでどうなる?というのが宙吊りのまま、展開の予想もしづらい終わり方。
そのため、続きが気になるワクワクもなく、微妙な感じで終了。
自分はヴァルハラの冒頭だけやっているので、ヴァルハラの現代編がどういう風に始まったかまでは知ってるんですが、知ってても話が上手くつながらない。
こういう風に終わって、なぜヴァルハラでああなる???という謎。そこで終わるんかい訳わからんぞ…という。
本当に何回も似たようなこと言ってるのですが
-
- 過去編と現代編が存在し、現代の人物が過去の人物の記憶を見ている
- アサシン教団とテンプル騎士団の何世紀にも渡る戦い
これがアサシンクリードの核であるのは変わっておらず、もしそれを変えたいと UBI が思ってたとしても、はっきりシフトさせるような展開がまだ一回も提示されていない。
(ユニティとシンジケートの現代編はあらすじを読んだだけですが、そういう展開ではなかった)
過去-現代システムはずっとあるし、二つの組織の戦いになんの終止符も打たれていない。
それなら、なんらかの終わりを描いて終わりにするのか、そうじゃないならスムーズな流れだけは用意してくれよ、と思います。
今は現代編を重視してる人にとってはフラストレーションがたまるばかりで、現代編をどうでもいいと思ってる人には現代編が邪魔でしかない、しかも現代編主人公は訳わからんことしとるし
っていう害悪になっている。
『記憶の継承者』のとこ以外、この現代編を楽しめた人がいると思えねンだわ…
現代編が組み込まれている以上、それも込みで楽しみたい、ってなると思うんですが。そしてそれは何もおかしくないと思うのですが。
なのに…UBI も苦労してると思いますが、現代編をちゃんと提示して楽しんでもらおうと思ってるのだろうか?と疑問に思うことが多すぎる。
だから、なんかもういいよ…と。
レイラを好きになれない(悲しい)
現代編全体を嫌いになることはないです。これからも儂はデズモンドが好きなのでそこは変わりません。
でももうこんな感じなので、アサクリの現代編に期待してプレイするのはやめたいと思った。
正直疲れたッ
前作オリジンズでアサクリ復帰して、オデッセイでもうそんなこと思っとるんかい、と思われるかもしれないが
自分的にはデスモンドが出なくなってから、長すぎるくらいの時間をかけて検討したつもりです。
アサクリシリーズはリアルタイムで追いついてプレイしてないですが、デズモンドが出てくる最後のタイトルであるⅢは、2015年にはやり終えていたはず。
そこからⅣ、ローグをやって、ユニティとシンジケートを飛ばしたものの、遅れてオリジンズ、オデッセイをやって。
全期間常にアサクリをやってた訳ではないとはいえ、7年。
もう疲れても許してくれよ、という気持ちが。
7年くらいデズモンドのことを思いつつこんなところに来てしまった感。
マニアという訳ではなく、デズモンドが出てた初期タイトルの記憶も薄れてきてしまってはいるが、初期タイトルで面白い!!と思ったからここまで来た。
もし自分が途中からアサクリをプレイしてたらどうだったか。
ここまで長くプレイするゲームにならなかったかもしれないし、それとももっと細かいこと気にせず楽しめたのだろうか?わからない。
なんとかオデッセイの現代編までやり終えたが、レイラ・ハサンという人物はただ発見ができればいいだけの研究者で、主人公としての魅力や存在感がどこにあるのかわからない人物に思える。
とにかく、レイラを主人公とした現代編はすべてが雑すぎて楽しめませんでした。
誰か一人でも本当にレイラ・ハサンというキャラクターに愛情を持ってこのストーリーを考えてるのか
レイラのストーリーを面白くしようと思ってる人がいるのか
それが疑問。
そういうところに絶望を感じた。
久々に名前がある主人公として、レイラに期待していたし好きになりたかったが、普通に無理だ、と思いました。
で、好きになりたかったのにそういう事になって、悲しい、というわけです。
カサンドラパート
カサンドラパートは総合的には面白かったです。
エピソード1は美しいエリュシオンに最初は感動したものの、クエストに作業感があって「うわメンド…これ場所まわらせるためだけのクエスト?」とかテンションは下がり気味に。
でもヘカテさんが美しいな~という思いで乗り切りました。
オデッセイの女性キャラの中では見た目一番好きです。
エピソード2では、現実なのかどうか???というのは引っ掛かりつつも、感動せずにはいられないクエストがあり、うあ~~~~~ッッッと一人で泣く。
例の人というべき人物が何人か出てきますが、その一人が残るか残らないか、の部分は自分は普通にやったら残る展開になりました。
これって不正解…?と不安になったが、調べた結果どっちが正解というよりこれでもいいのかな…と思えたのでそのまま進めました。
アサクリシリーズの他タイトルをやってなくても、オデッセイ本編プレイヤーにはグッとくるエピソードが多かったです。
て感じでエピソード2から面白くなって、ちょっとノリ良く進められました。
ハデスの見た目がマジでダサすぎてちょっと笑ってしまったんですが、キャラが面白かったので良かったです。
エピソード3はアサクリシリーズプレイヤーには「おお」と思える部分や、因縁ともいえる人物が登場するなど興味深かった。
いろいろな冒険をしてきて、数々の統治者に会ってきたカサンドラが束の間空想する場面は切なくもあり、でもなんか良い場面でした。
クライマックスも見応えがありよかったです。
伊達にポセイドンやってないな、とかいう訳わからん感想が口から出た。
とにかく良かった。
ただ、マップの広さはこんなにいらんやろ、とは思いました。特にエリュシオン。
同じことの繰り返しとかマップを回らせるためのクエストか!!と思うようなのも多く、キツかったです。
景色を見たかったら見ますよ。アサクリの景観はいつも素晴らしいし。でも無理矢理まわらされるのは嫌だ…。
三つの土地がすべて架空の土地なのも、個人的にあまりテンション上がらない部分でした。
歴史上の土地なら広くても見て回りたいが、アサクリにおいて架空の世界にはあまり興味がない。
まあこれは好みに合わなかっただけですが、めっちゃよく作ってあるのは事実だがアサクリにはこれ求めてないな…というのを終始感じました。
あと解放二度手間はマジでキレました。今まで1000人くらい解放したけど既に?みたいな(盛りすぎだが気持ち的にはそれくらい)
兵士の解放は序盤から出来ますが、その解放数がカウントされるのは後半の一つのクエストをやってる間のみです。
そのクエスト受注前に解放した兵士はまったくカウントされないし何の影響もありません。
なのでそのクエスト受注前は解放したい場合だけして、無理して解放数を増やさなくていいです。疲れるだけなのでおすすめしません。
まあいろいろありますが考慮ポイントとして自分はストーリー重視なので、できるだけ広大な土地を回りたい的な人には良いのかもわかりません。
自分は苦手でしたという話。
その他ゲームプレイの部分でプラスの点は…
素材がたくさん手に入る(重複する武器がたくさん出るためどんどん分解できる)
ドラクマもけっこう手に入る
このDLCクエストでしか入手できない防具や武器はやはり強い。
ただ、周回する気が無いならすべて終わったあとで手に入れても…という感じはある。とりあえず終盤の戦闘等でも役に立つので良いですが。
というところでしょうか。
ボス戦などもありますが、難易度ノーマルだと死ぬほど難しいボスはいなかったです。
『アトランティスの門』の怪物退治よりは面白かった。
唯一ケルベロス戦だけはその前段階の流れもあり「ヤバい出来ないかも」と一瞬思ったが、ゴリ押しでなんとかなりました。
このケルベロス戦が不安な人はエピソード1の最後、扉にインタラクトする前のセーブデータを必ず作っておくのが良いと思います。
戦いが終わったんでよしもうええやろ、ってそのまま行くと、場合によっては地獄。
(軽ネタバレ)プレイ前の注意点まとめ
自分がやってみての注意点です。ストーリー重視。
自分はこうやったが、こうしたらもっと良かったかも、と思ったことも書いています。
実際試したルートではない為、やろうとしたら出来なかった/難しかったとなる場合もあるかもしれません。その場合はすみません。
あと注意点というか本気で今更気付いたことだが、現代編でも過去編でもタッチパッドでマップが開けない時はOPTIONSボタンからメニュー画面を開いてセーブ出来ます。
現代編ではこのメニュー画面がパソコン画面になっており、ファイルなどここからチェックできます。
たぶんDLCで追加されているファイルもある。重大な情報はないと思うが。
そして現代編のどっかのセーブデータを取っておけばいつでも戻って、ファイルを確認しに行けるやん、という。
まあオデッセイに戻って確認するファイルがあるのかは不明ですが()一応。
エピソード1
兵士の解放は、後半の一つのクエスト受注前まではカウントされず無意味。
なのでそのクエスト受注前は解放したい場合だけして、無理して解放数を増やさなくていいです。疲れるだけなのでおすすめしません。
エピソード2の最初に中ボス戦があります。
流れなども含め厳しい戦闘になる可能性があります。
これが不安な人はエピソード1の最後、扉にインタラクトする前のセーブデータを必ず作っておく事をおすすめします。
エピソード2
基本的にエピソード2は冥府を舞台にしていることもあり、人々の生死や死後に関するクエストが多いです。
なので後悔する不安がある場合、すべてのクエスト開始前のセーブデータをクエスト終了まで取っておくのが一番安心だと思います。
『ここにはいたくない』クエストは特に、開始する前のセーブデータを最後まで取っておくと良いかもしれません。
序盤から最後まで複数の選択肢が結果に影響すると思われますが、人によってはどうしてもこの結果じゃ無理だ!と思うかもしれないので、念のため。
エピソード3
『指導者としての重荷』はメインとなるクエストですが、やり直したくなる可能性あり。
慎重にやりたい場合は直前のセーブデータを作ると良いと思います。
サポートクエストの三つを開始する直前のセーブデータもあれば万全。
三つそれぞれはさほど長いクエストではないので、続けてやって最後まで終わらせて結果を見るのが一番良いかもしれません。
『断固として』のエルピス関連のクエストはやり直したくなる可能性が高いです。
受注タイミングが難しいが、『断固として』を終わらせてしまっていても『血が目に入る』前のセーブデータさえあればやり直せると思います。
不安であれば『指導者としての重荷』を終わらせてから、『断固として』直前のセーブデータを作って進めてもいいと思います。
終了時のプレイ時間とレベル
【プレイ時間】 約177時間
【レベル】 70
メインストーリークリア後に『アトランティスの門』、コスモスの門徒狩り、『最初の刃の遺産』そして今回の『アトランティスの運命』をやった上での時間。
そしてアサクリはロードが長いので、読み込んでる間に他のことしたり、休憩したいが一回消して付け直すのが面倒なので中断して皿洗ったり()気を失ったり、してたんですが。
それを考慮しても、メインストーリークリア後から約100時間かかってしまったのがこわすぎる。メインストーリーより時間かかってるのどういうこと。
でもたぶん、このうち50時間はエリュシオンで無駄に兵士を解放してた時間だと思います(引きずりすぎ)
(ヽ´ω`)ハアア!!!
これは世界最下位のタイム()だと思うので、自分は集中してさくさく進められるぜ、という人はこれより早くクリアできること請け合い。目安にしてください()
まとめ このDLCをプレイすべきかどうか
『アトランティスの運命』カサンドラパートのストーリーは総合的に面白い。
本編の過去編ストーリーに感情移入できていた人はやる価値ありと思いました。
ゲームプレイ的には、同じようなクエストめんどい!なんやこの手間!!!という事もありますが、とにかくストーリーは良いものがありました。
現代編は正直、やる意味を見出せない。これをやってからヴァルハラをやろうが、飛ばしてようがそんな関係ないだろ、という気がした。
物語の部分的な補完しかできないため、何故もっと明確にヴァルハラ現代編の冒頭とつながらないのか、モヤモヤが増すまである。
ヴァルハラを最後までやれば感想が変わるかもしれませんが。
はっきり言えるのは、『アトランティスの運命』の現代編でわかるのは、ヴァルハラ現代編の開始時になぜあの人が死んでしまっていたのか、という事だけです。
ということで、中途半端で気になる状態にはさせられるが、アトランティス現代編は無料でできる『記憶の継承者』までやっておけば充分な気がしました。
(『記憶の継承者』は個人的にはとても面白かったです)
ついでに書きますが『最初の刃の遺産』については、性的指向が選択制になりその自由度が良い!と思ってた人はやらないほうがいいと思います。
同性愛またはプラトニックでプレイしていた人には、全くおすすめできません。
変更が加えられたといっても大筋が変わってないので、変更に期待してやってみるのは正直無駄かと。
その条件には当てはまってるが、そこを我慢する覚悟があるので、最初のアサシンブレードの使い手であるダリウスのことが知りたい!と思う場合は、プレイしてもいいかもしれません。
個人的意見ですがダリウスはマジかっこよかったです。
全体で見るとダリウスのストーリーに集中する事はできなくて、ああもうほほんと!ダリウスをもっと活かしてくれよ!!等となるかもしれず悲しみ・怒りはありますが、ダリウスは良いキャラクターだと思いました。
そういう感じです。楽しかった部分も、やってよかったと思う部分もあるにはあったが、マジで色々な意味で疲れました。
これでやっとヴァルハラが出来るな…(遠い目)
いやもう冒頭はやっちゃったんだが。やっと続きを進められます。
まあこのDLCをやってみて、現代編のことで暗い気持ちにもなってるんですが。
バシムとハイサムだけを頼りにやっていきます(やめろよいつどうなるかわからんのに)
オデッセイDLCもすべてやった上での最終的なまとめ感想
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【ネタバレなし】Assassin’s Creed Odyssey 総合感想
アサシン クリード ヴァルハラ プレイ日記一覧
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