書けたら書くわと言ったので書きました(30日)
去年書いた振り返り記事を今年も書いてみました。
(去年の記事→ 今年の絵の道のり)
年内更新がこれで最後かは…わからない!()
ただ総括記事なので挨拶はしておきます。
2021年、このサイトに足を運んでくれた皆様、ありがとうございました。
ぜひ、来年も遊びに来てください。
今年1年で変化したと感じること
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前よりは絵柄が安定した
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描き方も「今はこれでいこう」と思えるやつが見つかった
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2021年の絵の道のり
去年の記事では1か月単位で書いたんですが、長くなりすぎるので最大限コンパクトに(したつもり)。
情報として使えそうな話を主に抽出しました。
目次
1月-3月
SCI-FI OUTFIT (OC 10人を3パターン30枚描いて毎日投稿した連作)の準備と投稿。
すべてやり終えてまとめた記事→ Twitterに絵を30枚毎日連続投稿した記録
マジ鬱☆て感じだったが、フォロワー全然いないからこういう事をやってみたい、と思っている人には参考になる記事になったのでは?と思います。たぶん。
自分が取れる限りのデータを取って何か参考になるよう分析したつもりです。
4月
30枚描いて、では改めて1枚絵をどう描くかと考えたせいか、学びが色々あった。主に以下の3つ。
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- キャンバスサイズを大きくしての描き込み
- 線とにじみの意識
- イメージを頭に描くのが苦手すぎる ではどうするか
最後のについてはブログでも触れてたので部分的に引用します。
儂は鮮明なイメージを頭に描くのが苦手で、どうやって改善したらいいか長い間わからなかった。
が、こうしたらいいのか?と思ったものがあり pixiv & ArtStation 投稿: Transman character design で概ね以下のように書きました(引用のために文章編集してます)。
『ポーズをイメージして、それをPC画面にアウトプットするのではなくて
“そのポーズを描いてみるとどんな感じか?をPC画面上で確かめるように描く”と良いと思った
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- イメージ(この時点ではけっこうボンヤリしている)
- イメージの不鮮明さを補うためにPC画面にその断片を描く
で、またイメージ…これを繰り返すような感じです。
デジタルで線を描くの苦手だが、不鮮明さを補うために線を描いていくと「あ~線があるから確かめながら進められて楽~」みたいな気持ちすら出てくる。暗算するより筆算したほうが確実、的な』
引用終わり。
などとやりながら、4月は9枚もpixivに投稿。30枚描いた流れで9枚くらい余裕じゃね?などと感覚が狂ってたのだろうか。
じゃあそれ良い影響なのでは?と思いますが、また30枚描くのはえーと…まあ参考程度に(逃げるな)
あとは線画を描くにあたってはマインドコントロールも辞さないのが良いと思います。
『俺は天才だ。だから一発で天才的線が引けるのだ。天才すぎる!!!!!』
このヤバすぎる発言を心で唱えながら線を描くことで、線画苦手すぎる描けない助けてという感覚を叩き潰し、線画の迷いを無くす。
とにかく自分引くわと思おうがなんだろうが、弱気が線に反映されるのを防げれば、いつもよりマシな線画になる気がします。重要なのはそれだけだろ?(コワいよ)
5月-7月
どうやったら魅力的な顔を描けるのか、この頃から悩み始めて12月になった今も悩んでいる。が、全体的にどうやって描くかについての悩みは pixiv & ArtStation 投稿: look alike を描いてすこし軽くなりました。
そのとき思ったように好きなように描けばいいんだ、自由に、と思ったというか。
この時の感覚は言語化するのが非常に難しいんですが。
こうしなければいけない、この色で塗らなければいけない
ではなくて
こうしたい、この色で塗りたい
と思う気持ちにまかせて描くというか。
たぶん look alike を描くまでそんな風に描けた事がなかったので、なんか楽しかったです。
それで楽しんでればいいのに Instagram アカウントを作って訳がわからずヒィヒィ言ってたんですが、以下の記事を書けたのはよかった。
絵描きが Instagram アカウントを始める前に誰か教えといてという事
楽しみつつも、でもその楽しかった感覚を持続させるのが難しく、悩みは軽くなったが引き続き悩む。
8月-10月
CLIP STUDIO PAINT の機能でタイムラプスを記録してFANBOXに載せるなどしてみる。
しかし途中でPCがぶっ壊れそうになり(恐らく内部の部品が原因のブルースクリーン)、タイムラプスは中断。
ほかにもいろいろと精神的に破壊されたのできつかったですが、下描きで途中だった絵や風景の練習をしてやりすごしました。
タイムラプスを撮ってみたのは面白かったし良かったです。
やったことないぜという人は、公開する予定がなくても一度は撮ってみることをオススメします。
自分の描き方を違う角度から見られるので。
11月-12月
絵やこのサイトに集中するしか精神を維持する方法が無いため、逆に集中力は上がった。
と言いつつ枚数はそんなあげられてないが、絵の参考書などを買って、少し向上も出来た。
絵の参考書は既に持ってたが、もうほぼ使ってないものばかりだった。
なので久々に新しいのを買ったら、捗りました。
絵の参考書は前買ったけどあんま使わんからいいや…という状態の場合、久々に新しいのを買っても良いかもですね。やっぱ本も進歩していますので。
自分が一番必要としてる技術が載ってるものを買うのが良いですね。
12月に入ってタイムラプスをまた撮ってみたりも(ギリギリ限界でやっている)
電子書籍を販売開始できたのも嬉しかったです。
自分で作成したものとはいえ、人生初。
誰かの中の1日目 (書き下ろし掌編・キャラクターイメージ画付き) – Cavernous [Ugo’s shop] – BOOTH
実際の作業は10月あたりにしてたので、精神崩壊した虚無の時間をこれに注ぎ込んでなんとか耐えた感じでしょうか。
あとは…ファンアートですが、Twitter で初めて約500いいねもらう事ができてそれは嬉しかったです。
まあ1回だけのこと。ただタイミングなどが良かっただけ、ファンアートだから実力を知れたわけではない、等々思いますが、少しは進歩したのかなと思っておきます。少しくらい良かった事を書かせてくれぇ!!!(誰も書くなとは言ってない)
それでも今年も何か成果が出たかというと、出てない方に入ると思います。
だが、去年と同じような1年になっちまった、とは思わなかったです。
去年よりはずっと良かった。活動的には。
pixiv や pixivFANBOX などすべて、開始して1年以上になりました。
Twitter はもう2年以上やってますが。
儂はお金をかけて活動していますが(主にウェブサイト料金)、無料でも出来るので、無料なら、やってみたいならやるのが一番いいじゃないか!?(何だ急に)
悩みは山のようにありますが。やらないで悩むよりは良いかなと…
まとめ
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前よりは絵柄が安定した。
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描き方も「今はこれでいこう」と思えるやつが見つかった。
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この2点の変化が起こったのは、年始に絵を30枚連作で描いたり、そのうえで改めて自分の絵について考えたり、タイムラプスで記録したのを見てみたり、絵の参考書を買って「そうだこういうのが知りたかったし、そんでもってこういう絵が描きたい」等と思えたからです。
これにより、やりたいと思ってる描き方と、自分が描きやすい描き方のバランスが取れる地点が少し見えてきました。
見えてくるまでが本当に苦痛でした(苦痛言うな)
絵を描くのはもちろん好きだが、上達しようと思うと悩むことや苦しいこともありますから、そういう苦痛です。
何やってもひたすら楽しい、という人も居るのかもしれないが。儂はダークネス思考なので。でも常に出来るだけ楽しみたいとは思っている。
とにかく今も悩むことは山ほどあるが、マシになった、という話です。
自分的に1ステップ上がれた、と思ったらその上で見えてくる悩みもある。それが無限に続くのであろう…。というか悩まなくなったら逆にヤバそう。
今はこれでいこうと思ってる描き方はグリザイユです。
儂は目指すところのイメージが、イラストらしさはあるが生きてる感が出したいという対極のものだった。そのため、具体的にどういう絵が描きたいのかほんまにわからんかった(そりゃそうでしょうね)
だが悩んだ末に、今の気持ち的に一番強く思うのは “立体感を優先させたい” て事だったので、グリザイユでやってます。
自分的にはグリザイユが一番立体感を出しやすかったので。
よく言われている事だが、やはり単純に言えば枚数を描くしかない。と思いました。
枚数を描いて、少しずつでも上達できた事を楽しむ。これが枚数を描くために大切なことなんじゃ!
たぶん。儂はコツコツやるのが苦手なんで、堂々とは言えませんが(オイ)
その時々でブログに書いたこと、メモ、及び覚えてることはこれくらいでしょうか。
とかいって何か忘れてたりするのは非常に日常的出来事なんだが(やめろ)、まあ何かあればまた別で書きます。
こんな野郎ですが 2021年も見てくれた方、それか今年初めて見てくれた方、改めてありがとうございました。
少しは楽しさ、興奮、パワーとか、良い記憶に残る何かとか、役立つ情報とか届けられたでしょうか。そうだったらいいんですが。
それでは、どうぞ健康にお気を付けて(急になんすか)
よいお年をお迎えください。